「…りさ…?!」



えっ……隼斗?


あたしはついに幻聴
聞こえるようになっちゃったのかな?


そんなことを思いながら
そのまま、あたしは意識を手放した。



「んんっ…」



重たい瞼を上げて視界に映ったのは
そこには見覚えのある天井が見えた。


ここって……



「やっと起きた…寝すぎだろ」



自分の髪の毛をクシャクシャしながら

そういったのは……

会いたくて仕方なかった隼斗だった。



「な、なんで…!?」



あたしなんでこんなところにいるの!?

そういえば…あたし道端で倒れたんだっけ?