「えっ!?」
真瑠は驚きが隠せなかったのか大きな声を上げて、わけが分からないとでも言いたげな表情を浮かべた。
「雪ちゃんが好きなんだってさ……あたし、遅かったんだよ…」
「そんな……っ」
「あたし、自惚れてた」
そうだよ。
勝手にいつまでも隼斗はあたしのこと好きでいてくれるって思い込んでて……人の気持ちなんていずれ変わってしまうのに。
勘違いしてたのはあたしの方だったんだよ……。
「愛咲…」
「それに……あたしたち…もう幼なじみでもなければ友達でもないの…っ」
だんだん涙で視界が
歪んでいき、前がよく見えない。
昨日涙が枯れてしまうほど
泣いたのにまだ泣けるんだ。
人ってある意味凄いよね。



