あたし、こんなに泣くぐらい隼斗のこと好きだったんだね。
いまさら、そんなこと思っても仕方ないのにね。
本当はあたしはバカだ……っ。
ねえ、隼斗。
あたしを一人にしないでよ。
*
次の日、重い足取りで学校に向かう。
パンパンに腫れた目を朝からずっと冷やしていたからだいぶ、腫れもひいた。
今まで隼斗と二人で登校していたから
一人での登校はすごく寂しく感じる。
「隼斗くん、意外と早起きなんだね」
そうだよ。隼斗は優しいからあたしの分の朝ごはんまで作ってくれていたんだよ。
本当は眠いはずなのに。
「まぁな…」
「ねぇ、今日お家行ってもいい?」
「あ、あぁ…」
行かないでよ。
ねえ、隼斗……
雪ちゃんばっかり見ないでよ。



