すると、微笑まれた隼斗も
ニコッと柔らかく微笑んだ。
え…?
この二人の関係って…?
あの女の子には冷たい隼斗が
微笑むなんてどういうこと?
胸がザワザワとする。
イヤな予感がする……。
「では、自己紹介を頼む」
「笹原 雪乃(ささはら ゆきの)です。
ちなみに、隼斗くんの幼なじみです!
よろしくお願いします。」
隼斗の幼なじみ……?
ってことは、雪ちゃん?!
雪ちゃんとは、あたしたちが小さい頃によく遊んでた子で小学校に入る前に親の都合で海外に行ってしまった。
「えっ、マジで?」
「あれ?隼斗の幼なじみって…
愛咲ちゃんじゃなかったの?」
みんな口々に言いたいことを言うから
ザワザワとよりいっそう教室が騒がしくなる。
まさか……雪ちゃんが帰ってきたなんて。



