「んー、じゃあ、
今日はガールズトークだけでいく?」


「そうしよっか~」



冷蔵庫から取り出したジュースをコップに注いで、クッキーやらスナック菓子やらをお皿に盛り付けておぼんに乗せて真瑠のところに向かう。



そして、おぼんを丸い机の上に置いてソファに腰を下ろした。



「てかさ、愛咲」


「んー?」



あたしはオレンジジュースを
ゴクゴク飲みながら答える。



「隼斗となんか進展とかないわけ?」


「ブーーっ…!!」



あたしはビックリしすぎて
オレンジジュースを吐き出してしまった。



「ちょっと、愛咲汚い!!」


「ご、ごめんねっ!!」



こんな反応じゃ、「何かありました」って言っているようなもんじゃん!


そんなことを思いながら、急いでタオルを取りに行って濡れているところを拭いた。