イケメン幼なじみからイジワルに愛されすぎちゃう溺甘同居




───ガチャ…



「ただいま~」


玄関でローファーを脱いでいると、
奥からドタバタと走ってくる音が聞こえた。


えっ!?
ど、泥棒!?


それにしては、音立てるとかマヌケ過ぎない!?



「おかえりなさ~い」



なんと、その足音の正体はあたしのママだった。


ママの声がいつも以上に高い。
つまりは……気分がいいってことで

なにかあったんだな…これは…。


っていうか、ママってば
今日仕事じゃないの?


ママはデザイナーで
毎日忙しそうにしている。



「あれ?ママ、仕事は?」



基本、行事ごとや大切な日しか休まないママ。

例えば、家族の誕生日とか
参観の日、運動会の日とか…。


パパは今は海外で仕事をしているから
たまにしか帰ってこない。


遠距離なのに、
うちの夫婦ときたらラブラブ過ぎて困る。


それはもう娘のあたしが
見ていても恥ずかしくなるぐらい。



「今日は早く帰ってきたのよっ~♪」



まるで、ママの周りにお花畑があるんじゃないかと思わせるくらいママはルンルン気分。