「真瑠~、会いたかったよぉ~…」
そういって真夏にも関わらず、
ギューッと真瑠に抱きついた。
ちょうど、夏祭りのこと話したいなぁ~と思ってたところだったしラッキー!
久しぶりに会った真瑠は何も変わって無くて
いつもと同じお姉さんっぽいオシャレな服装。
「ちょ、それ冬限定にして」
真瑠はうっとうしそうな顔をしながらそういうと、あたしを体からぐいっと引き離した。
「はーい…。
さっ、上がって上がってっ!!」
「あれ…?今日隼斗は?」
「なんか用事があるとかいってあたしを放って朝っぱらから出ていきやがった」
あー、隼斗のこと考えただけでもムカつく。



