イケメン幼なじみからイジワルに愛されすぎちゃう溺甘同居




「お兄さんは?」


「あ、俺はいいです」


「えっ、隼斗は要らないのー?」



あんなに待って
あたしだけ食べるとかなんか申し訳ない…。



「お前のちょっとだけもらうからいいよ」


「えっ!?あっ、うん!?」



いや、なんか今すごいこと言われたような気がするのはあたしの勘違いかな?


若いお姉さんは綿菓子を作りながら
あたしたちを交互にみると、ふふっ、と微笑んだ。



「二人とも青春してるね~!!」



なんて、ついには冷やかされてしまった。



「「そんなことないですから!」」



うわ…またハモった。
思わず、お互いに顔を見合わせる。



「仲いいんだね~!!」



またもや、ニヤニヤしながらお姉さんは言う。