イケメン幼なじみからイジワルに愛されすぎちゃう溺甘同居




「うーわ、いっぱい並んでるね」



綿菓子屋さんの前に来ると、
たくさんの人が並んで行列が出来ていた。



「仕方ねぇ、並ぶか…」


「うん…っ!」



せっかくだから食べて帰りたいし!!


しっかりと繋がれている自分と隼斗の手をチラッと見るとますますドキドキが増す。


恋人じゃないのに、好きじゃないのに…。



そんなこと考えていると、
あっという間に順番が来た。



「お姉さん、どれにしますか?」



若いお姉さんが
あたしに優しい笑顔を向けてくれる。



「えっーと、このピンクのでっ!」


「他に色は混ぜませんか?」


「あっ、はい!」



やっぱり、ハートって
言ったらピンクだよね…?


あたし的にはそうなんだけど…。


でも、いっぱい色があるから迷う〜〜!!