「あっ、ホントだね!!
ってか、隼斗ん家っていつ見てもデカイよね」
あたしの家の左隣なんだけど…
お金持ちというだけあってかなり大きい。
なんか自分の家が貧相に見えて仕方ないよ……
「まぁ、愛咲んとことは違うからな」
そういった隼斗はいつもなら
ニヤニヤと意地悪な顔をしているはずなのに、
今日は切なげな表情で、
まるで自分の家を睨むかのように見つめていた。
「あ、あ、あたしの家も大きいもーんね!」
あたしはそれに気づかないフリをした。
だって、きっと聞いて欲しくないんでしょ?
それぐらい…ずっと一緒にいたら分かるよ。
きっと、お金持ちには
お金持ちの苦労があるんだよね?
「は?どこが?アリサイズだな」
だけど、そういった隼斗はもういつも通りで、表情だって意地悪顔つきになっていた。
しかも、アリって……



