色々と考えているとのぼせそうなので
そそくさとお風呂から上がった。
そして、キッチンに行き、冷蔵庫から取り出した野菜ジュースをコップに注いでゴクゴクと飲む。
「ぷはぁ~!!!」
やっぱ、お風呂上がりの野菜ジュースは最高!!
なんか、こう、スッキリするんだよね。
「ハハッ…おっさんかよ」
勉強していたのか、二階にいたはずの隼斗が運悪く降りてきていた。
そして、あたしを見てケタケタとお腹をかかえて笑いながら近づいてきた。
「ちっさいーおっさんだな」
「せめて、おばさんにしてよね!!」」
「プッ……、そこ?」
えっ?
逆にそこじゃないの?
だってあたしは男じゃなくて女だよ?
「そこじゃないの?」
「やっぱ、愛咲って最高だな」