「あっ、いいねーそれ、グッジョブ!竹野りょーちょー、冴えてるねー!」
「え、ちょ、あれ?!」
竹野は青年に「あとはよろしく~」と言って去って行った。
わたしがアタフタしているとそれまでズンズンと前を歩いていた彼が声を掛けてきた。
「こんにちは、はじめまして、お嬢さん!オレは久利 雷生(くり らいき)だよ、よろしくね」
「は、はい、こちらこそ…」
わたしがそう言うと、彼は不機嫌そうな顔で言った。
「ちょっとー、同い年でしょー?タメにしようよ~」
「は、はい………じゃなくて………うん」
「よし、できたね!えらいよ」


