ドSな彼は妖


「この寮については、そこに書いてある。…めんどくさいから私には聞くな」

「え、あ、はい…」

………なにそれ、それっていいの?そんなもん?

色んなハテナはあったが、とりあえずわたしは竹野さんにお礼を言った。

「ありがとうございました」

「あぁ、今日はゆっくり休め。疲れているだろう?」

「はい、そうしますね」

わたしがそう言った直後、2階から下りてくる青年がいた。

「あっ、竹野りょーちょー!その子、新しく入ってくる子?」

「そうだ。…ちょうど良い、お前、こいつのこと案内してやれ」