暗闇の出口はどこですか?

遼河side

「遼河〜!来てくれてありがとっ!
あのね、なんと彼氏と別れてきたの。
だから私と付き合お?」

今嬉しそうに報告してきたのは、最近よく遊んでた女。


意味わかんないこと言い出し始めたよ。


遼「別れたんだー。で、なんで付き合わなきゃいけないの?そんな話したっけ?」


「えっ、だって遼河が彼氏がいるから倉庫には連れてかないって…。」


確かに言ったな。でも分かれたら連れてくとも言ってないんだけどね。


まず連れてくつもりないからそういったのに、気づいてないのかよ。


どんだけ女と遊んでも、倉庫には連れてかないってのが俺のポリシーだし。


俺の1番落ち着く場所になんで女なんか入れなきゃいけねぇーんだよ。

遼「あー…。でも、別れて付き合おうとか言ってないよね?てか、お互い遊びって割り切ってたじゃん。」

「いや、そうだったんだけど…。好きになっちゃったんだもんしょうがないじゃん。」

遼「俺はそれ求めてないから。
重いの嫌いなの知ってるじゃん。」