ただ、タイミングよくなにかないかな…。
ただいま私は飲み物を買うために自販機向かっています。
しかも、人のあまり通らない奥の方の。
そっちの方が品揃えいいんだよねー♪
ふと窓の外を見ると遼河がいた。
こんな人気のないところで何やってんだろう。
「遼…。あ。」
遼河の前には女の子がいた。
告白かな?声かけるとこだった、危ない。
ん?でも、告白にしては女の子の顔が険しいような…
ここからじゃなんも聞こえないなー…
でも女の子は怒ってるみたい。
パン
女の子が遼河の頬を叩いた。
「サイテー!!一生近づかないで!!」
女の子は叫んで走っていってしまった。
その子を見る遼河の顔は無表情だった。

