でも、やっぱり遼河の目は冷えきっていた。
すべての言葉に冷たさを感じた。
それから遼河の態度はビックリするほど普通だった。
まあそりゃそうか、私が勝手に考えてるだけで、ケンカとかしたわけじゃないし。
そして今は学校に来ている。
安定の朝の出迎えである。
きゃーきゃーきゃーきゃー
耳がおかしくなってくるよ。
よく毎日飽きずにやってるよね。
あ、そうそう。私はいないものとしていくってなったらしいよ。(笑)
まあ、なれたから何ともないけどさ。
「あ、あの!遼河先輩!これ貰ってください!!!」
そしてこれも恒例。
遼「ありがとう。受け取るね。」
「「「きゃーあ!!!!!」」」
あーあ。女の子失神してるじゃん。
何を渡したかって?

