暗闇の出口はどこですか?


いつも女の子が周りにいたけど、ずっと不思議に思ってた。


だって遼河全然楽しそうじゃないし、どこか満たされてない顔をしてたから。


何でそうなったのかは分からないけど、それじゃダメな気がする。


でもそれについて聞くきっかけが無いしな…。


どうやって聞くか…。

_____


…あれ?眠ってたのか。


いつの間にか魁翔も隣に寝てるし。


今は…。5時か。


もう目覚めちゃったし起きよう。


静かに用意をしてリビングに行く。


リビングに行くとドアが開くような音がした。


こんな時間に誰?まさか泥棒?


近くにあったものを手に取り、用心しながら進むとそこに居たのは遼河だった。


遼「雪音ちゃん、ただいま。
今日起きなるの早いんだね。てか何してるの?」


「え、あうん。おかえり。
目が覚めちゃってさ。いやこれはね…。」


ことの成り行きをすべて話した。


遼「ぶっあはははっ、それで撃退しようとしたの?くっくっくっ面白すぎでしょ。」