「お披露目?」


魁「ああ、簡単に言うと雪音の紹介だな。」


「あ、なるほど。ここでお世話になってるけどちゃんと挨拶したことないもんね。」


秋「そうだな。って言っても、知ってるやつは沢山いるだろうけどなー(笑)」


真「出入りしてるし知ってるだろうね。だからこそやるんだけどね。」


「ん?どういうこと?」


真「今から説明するね。これは雪音ちゃんの身に関わる話だからちゃんと聞いてほしい。」


真琴の空気が張り詰めたものに変わった。


真「他の族にゆきねちゃんの存在が知られたんだ。」


「それのどこが重要なの?」


薫「えっとねー。龍王は世界でNo.2の族なのね。だから、周りは僕達を潰したいんだよ。そこに、守られる存在の姫が現れたから狙われるってわけ。」