薫「うん!僕お腹ぺこぺこだよー。
雪ちゃんは僕の隣ね!」
薫すごいかわったなー…。
前より心許してくれてるみたいで嬉しいんだけどね。
魁「ベタベタしすぎだ。
雪音はこっち来い。」
「あっ、うん。」
薫「ぶーぶー。魁だけずるいよー!!」
魁「薫黙れ。」
その一言で薫は黙った。
なんでって?だってめっちゃ怖かったもん。
殺気?っていうのがこもってた。
そして席につく。
すると魁翔が寄ってきた。
魁「薫と仲戻って良かったな。」
そう言った魁翔の顔には少しの笑があった。
心から言ってくれてるような優しい笑だった。
最近気づいたことなんだけど、私は魁翔の笑顔をもっと見たいって思ってるらしい。
ただ、なんでそんなこと思ってるのかは分からないんだけど。
遼「雪音ちゃん、ご飯食べよ。」
「うん!」
今考えても答えは出ないしご飯食べよ。
真「あ、そうだ。今日なんだけどさ、学校休みだしみんなに雪音ちゃんのお披露目することになったから。」

