………ん?ここどこだ?


「目さめたか。気分はどうだ?」


「!?っっ」


そこにはさっき手をつかんできた男の人がいた。


なんでこの人がいるの????頭が混乱していて状況がつかめない。


「そんなにおびえるな。別にとって食ったりしないから。で、気分はどうなんだ?」


「………はい。悪くないです…。あのここはどこなんですか?
そしてあなた達はいったい……。」


「そうか、ならいい。起きあがれるか?ついてきて欲しい。」


とにかくついて行くことに。



「あっ、目さめたんだ!!良かったぁー。大丈夫?」


「顔色も戻ったみたいだね。」


「可愛い女の子がいきなり倒れたからびっくりしたよ。」


「心配したんだぞー。」


「まあ、ずっと立ってるのもなんだし座りなよ。」


そう言われたから座ることにした。


「まずは、お前の質問に答えようと思う。俺達は龍王。そしてここは俺達龍王の倉庫だ。」


…。暴走族か…。


「じゃあ、自己紹介を始めようか。僕からいくよ。僕は副総長の西條 真琴(サイジョウ マコト)。よろしくね。」


「次は僕がやるー♪幹部の榛原 薫(ハイバラ カオル)だよー!!よろしくねっ!」