いつもは馬鹿みたいに騒いでいるのに、朝はとことん弱いのだ。 ここにきて一番びっくりしたことかもしれない。 そして、少し気になっているのがみんなの目。 どこか暗いような目。 薫と遼河は私のことをたまに敵でも見るような目出みていることがある。 秋良は時折悲しげな目をする。 真琴と魁翔は冷えきった目。 全てに絶望しているような… ここにきて一週間たったとはいえ、私にも言えないことはあるから聞かないでいる。 いつか、みんなの話を聞くことが出来るのかな…。 ――――――――――――――――