次の日の朝。昨日セットしておいた目覚まし時計で目を覚ますと、隣に魁翔の姿はなかった。


もう起きたのかな。はやー。


私も起きなきゃ。


体を起こすと横にあるクローゼットの取っ手に制服がかかっていた。


その下には学校に必要な物も。


いつの間に揃えたんだろう。


サイズまでピッタリだし…。


制服を着て、もろもろの支度をしてリビングに向かった。


リビングには、みんな集まっており、朝ごはんを食べていた。


薫「雪ちゃん、おはよー!」


魁「はよ。」


遼「おはよー。」


秋「……はよー。」


真「おはよう。今、朝ごはん持ってくるから待ってて。」


「みんなおはよー。真琴ありがと。」


ここに住むようになって分かったこと。それは秋良の寝起きの悪さ!!