え!?今拒否権なしって言った?
だったら、私に聞く必要ないじゃん!


真「とりあえずそういう事だから。朝8時にここでるからちゃんと起きてね。
おやすみー。」


「えっ…待って…。ちゃんと話聞かせてよー!!」


私の悲痛な叫びも真琴には届かず、彼はリビングから姿を消した。


はぁ…。もうどうしようもないか…。


高校か…。絶対行けないって思ってたから、ちょっぴり嬉しいかも…。


明日の朝は早いしもう寝よう。


その日の夢は、学校でみんなと笑いあっている夢だった。