中3の夏、私は試合中にとんでもない怪我をした。 利き腕の右肩の脱臼、靭帯断裂。 医者は私には大きな病院に移れと勧めてきた。 大きな病院に行ったら架たちとはさよならしなくてはならなかった。 そんな時、架は私の心を見透かすかのようにこう言ったんだ。 「大丈夫。俺は、俺達は、ずっと未来のこと待ってるから!ずっと覚えてるから!ずっと仲間だから!だから、はやく治してこっちに戻ってこいよな!」 って。