お前は必ず、俺を好きになる。

「忘れたのはあんたでしょ!?なんで私が文句言われなきゃいけないのよ!!文句いうくらいなら忘れものなんかすんな!」



私は渚に保冷バッグを押し付けた。



「柚葉ちゃん、怒ってる?……よね」



苦笑いの純くんにはそっと保冷バッグを渡してあげた。



「ほんとにごめんね、柚葉ちゃん」



純くんはいいんだよ!?でも弟さんがですねぇ!!



「なーぎさ!わざわざ届けてくれた人にその態度はないでしょう?謝りなさいよ」




そう言って渚の背中を押した人は……ジャージを着た、美人な女の人。




「……」



誰?この綺麗な人。