お前は必ず、俺を好きになる。

リビングまで渚くんを連れていき、柚葉が貧血持ちな事、一度やると決めたら体調が悪くてもやり通す柚葉の悪いクセなどを渚くんにすべて話した。



「で、勝負をやめろって?」



「違うよ、むしろあたしは大賛成。今まであんなに楽しそうに勉強してる柚葉も、誰かと言い合ってるのも見たことないから」



渚くんの目をしっかり見て改めて考える。



「じゃあ何なんだよ?」




……ふだん冷静で無駄に大人っぽい柚葉が、なんでこんな奴に振り回されているんだろう。




「柚葉が無理しないように、少しでいいから気にかけてあげてってこと。」




これは純くんにも同居がはじまったときにお願いしたことなんだけど。