お前は必ず、俺を好きになる。

私はその足でつい最近まで客間だった部屋に向かう。

_渚くんの部屋だ。



「渚くん?彩葉でーす。起きてる?」



軽くノックしてそう言うとすぐに中からドアが開いた。



「なに」



眠いのか、寝てたのか。渚くんの綺麗な黒髪には寝癖が。



「ごめん、すぐ終わるけど話があるの、柚葉のことで」




渚くんと面と向かって2人で話すのは初めてかもな、なんて考えている。