お前は必ず、俺を好きになる。

「柚葉」




「え?」




隼人の声にハッとした。




「俺の分終わったから柚葉の方半分もらうからね?」




「あ、ごめん!!って早くない!?」




「柚葉って中学生のときから変わってねぇよな。ボーっとしてるとことか」




ニヤッと隼人は笑い、私の前にあるプリントを少しとっていった。





「隼人も変わってないね、失礼なところとか!!」




「はは!……あ、嘘」




「え?」




「ちょっとだけ、大人っぽくなったかもな」




急に向けられた笑顔に思考回路が停止する。




「そ、そういう隼人も背だけはでかくなったんじゃない?」




「背だけ、は余計だけどな」




「あはは」




久しぶりに話して、気まずいなって最初は思ったけど……やっぱり隼人は普通に接してくれた。




「早く終わらせようぜ?帰りたい」




「うん!!」