お前は必ず、俺を好きになる。

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「しーおん!!」



……やっぱりね。




裏庭につくと、ベンチに制服姿で腕を組んだ汐音先輩の姿があった。




鋭い目で私を睨み、目を離さない。


まるで獲物を見つけたライオン、みたいな。




「柚葉ちゃん、よかったー!来てくれたんだー」




ここまできて、なんでまだ本性を隠そうとするんだろう。



「私に何か用ですか?」



「ふふ、用事がないならわざわざ呼び出したりするわけないじゃん」