私は渚の学ラン姿を勝手に想像し、ニヤけそうな口元を両手でおさえた。



「なーにニヤニヤしてんだよバカ柚葉」



そんな声とともに後ろからパコンと頭をたたかれた。



「一毅っ!!あんたはなんでいつも私の頭をたたくのよ!」




「叩きやすい位置にあるのが悪いんだろ?」




遠回しに小さい、って言いたいんだよこいつは…!!ほんっとにムカツクなぁ!!