「分かってるよ!!ありがとう、柚葉!!」



「…っ」




初めて純くんに、柚葉って呼ばれた。



「うん!」




今までどこか他人行儀だった純くんと、距離がすごく縮んだみたいで素直にうれしかった。





_そんな真夏の休日、昼下がり。