お前は必ず、俺を好きになる。

「柚葉ちゃんも見に来てたんだ!」



「あ、いえ……」



「あ、もしかして渚と純のやつ、また忘れ物したの?あ、私この間見ちゃったんだよね。朝、制服姿の渚たちが水城って表札の家から出てきたの」



ゾクッ……



汐音先輩は笑顔なのに、なぜか睨まれているような気分になる。笑顔の裏に……なにかが隠れている気がする。



「忘れ物じゃなくて……な、渚に見に来いって言われたから……」



怖くて先輩の目が見れず、俯きながらそう言った。



「また渚の気まぐれに付き合わされたんだー!あはは、柚葉ちゃんもそろそろ気づこうよ~」



私に対する威圧、怒り、対抗心。そんなものが感じられる。