「しかたなぁい。」 「楓莉はどこ?楓莉を出したらあなたの言いなりになる。 それでいいでしょう?」 「わかったぁ。」 掟はニヤリとしてドアに手をかけた。 「はい、どぉぞ~…。」 掟がドアを開けると黒い光が 部屋に流れこんだ。 黎は黒い光に飲み込まれた。 黒い光が消えた後には黎も跡形もなく消えていた。