楓は少し笑って 「そう?そんなこと言われたら困るなあ。 本当に素直じゃないね瑠唯は。 ねえ?黎。」 楓はチラリと黎の眠っているほうを見た。 それで瑠唯のほうをちらりと見てから 楓の茶色い髪を靡かせて黎のほうを向いた。 「ね?そう思うよね?黎。」 「ええ、そう思うわ。」 黎はベットからゆっくりと起き上がり 瑠唯を見た。