「あららぁ、お仲間が増えちゃった。 やだあ~、もう…、掟困っちゃったあ…。」 掟の言葉に瑠唯と楓が眉をひそめた。 「黎…、お前の後ろにいる奴は誰だ?」 「楓莉じゃないのか?」 掟は不気味に笑った。 「やだねぇ、王子様助けに来てくれないじゃんかぁ…。 残念だねえ、黎ちゃ~ん?」 カラカラと甲高い声が部屋に響く。