「お、重たかったわ…。フウ…。」 ベットまで大して距離はない。 でも黎は瑠唯を運ぶのに時間がかかってしまった。 「黎よっわ~。すぐ折れるぞ…。」 「…。」 ドゴッと鈍い音が部屋に響いた。 ベットの上では腹を抑え丸くなっている瑠唯。 「っかは…。れ…いっ~。 殴ることない、だ、ろ…ッはッ…。」 「もう一発殴ってやろうかしら?」 「あ、いいい。いいいいいいいい。」 青い顔で一生懸命で否定している瑠唯。 その横で微笑んで…いや ニヤついて笑っている黎がいた。