「ちょっとっ、楓っ。」 「黙って、 今あんのシスコンにイラついてるから。糞っ」 いつぶりだろうか…楓がこんなにぼろを出したのは… と楓莉は懐かしそうに思い出す。 楓の居た部屋につくと楓は楓莉を ソファーに座らせた。 オレンジの花の髪飾りを髪に触れながら ゆっくりと外す。 楓莉の髪はだんだん元のキャラメル色の髪に戻っていく。 空を切って楓莉の髪が肩に触れ揺れた。