それは美しいものだった。 姿などは、透明ではなく 綺麗な純真。見とれるほどきれいな…。 だが、あふれてくるものはすべて透明だった。 少女の手からあふれたもの。 それは白い星のかけら。 「これを持つものは私の加護が受けられよう。 ただ悪しきものを持つもの以外はな…。 でも、心配はないであろう。 そなたらは力はないのだから…。」