永遠の花





それは美しいものだった。




姿などは、透明ではなく


綺麗な純真。見とれるほどきれいな…。





だが、あふれてくるものはすべて透明だった。





少女の手からあふれたもの。





それは白い星のかけら。




「これを持つものは私の加護が受けられよう。




ただ悪しきものを持つもの以外はな…。




でも、心配はないであろう。




そなたらは力はないのだから…。」