永遠の花





楓莉と瑠唯の顔がゆがむ。




「何…これ…。」



「…のろい…。」





二人は一瞬頭をよぎった。





定と掟の言葉…。





「これは呪いだ…。」





「じゃあ、黎と楓がっ…。」





「なにか、しでかしたか…。」






彼らの痛みは楓莉と瑠唯にも影響する。




「行ってみましょう…っ。」



「ああ。」




瑠唯と楓莉は痛みの和らいだ





胸を抑え部屋を飛び出した。