「る…い?」 瑠唯はいつもより優しく笑った。 「もう行くわ、なんか、呼ばれてるし。」 やっぱり瑠唯はここのものじゃなかったんだ。 黎は涙をぬぐい類のもとに言った。 「瑠唯、いてくれてありがとう。 今度は私が見つける。 絶対に。だから。」 「待ってる。」 瑠唯は最後に黎に言った。 「………。」 瑠唯…。 ありがとう。 消えていく瑠唯に黎は笑った。 「見て、鬼様が登り切ったよ。」 麗亜…。瑠唯…。 ありがとう。