だんだんと光が消えていく。
目覚めてほしい。目覚めて…。
「ん…。」
黎愛っ。
「楓莉。」
「楓、黎、瑠唯。」
目を覚ましたのは楓莉。
喜ばしい、でも黎は黎愛が目を覚ますことに必死で
祈っていた。
ぴく
黎愛の手が少しだけ動いた。
「れ・・・い。」
「お姉ちゃ…ん。」
目をさました黎愛は黎と同じ顔で。
黎は黎愛を抱きしめた。
ありがとう、守ってくれて…。
ありがとう…。
「ありがとう、黎。
私の大切な妹。」
瑠唯、楓、楓莉は黎たちを見ていた。
「みろよ、日が出る。」
皆は日じゃなく瑠唯を見た。
日に透けている。
