何も起きない。 黎愛が少し油断した。 とんっと何かに突かれた。 自分を見た。 服に赤い血が広がっていく。 黎が青ざめた顔で黎愛を見ている。 黎愛はその場に倒れた。 黎愛は祖母を見た 少し困ったように笑い 「困ったわ…。隣国にあげるとおやくそくしたのに。 もう、黎はあれを飲ませましょうか。」 あげる…。私たちは 祖母たちには玩具だったのか…。 いいように使われてきたのかな…。