十二番街、とある家の上。



「それは運命…」


「それは定め…」


「抗えない…」


「絶対のもの…」


「今はただ…」


「安らぎに包まれ…」


「眠れ…………」


仕事に戻るかと、男はすくっと立ち上がり…。



「カナル…アルフを恨んではいかんぜ。運命なんだ…フィアラ家のなっ!!」


夜の三日月に向かって男は言い放つ。



バサッバサッ…!


月と街灯に照らされ、彼が何者か確認できた。

短い赤髪、黄色い瞳。
そう…シークだった。



















謎はまだ…


深まるばかり……






To be continued…