「カナ…ル…」
………ドサッ!!
体の重みを支えきれないアルフの体は、地面に強く叩きつけられた。
翼が曲がってはいけない方向に曲がり…
全身から、人間ならば死は確実なほど出血し…
目の開きは薄く…
意識は消えかけていた…。
「どういうこと!?アルフとカナルは、ここに来てるんじゃなかったの~!?」
「たぶん…次元が違うんだろうぜ…。」
「次元…?意味わかんないよー!!」
「…人間の頃、なんかの本で読んだことある。人間界には、次元が無数にあって、人間はその一つに存在してるだけなんだとよ。だから…、俺達が居る次元と違う次元に、兄貴とカナルは居るっつうことだ。」
混乱して、あたふた飛び回るイリアに、リアゼがそう説明。


