「そうさ!やろうぜ、アルフ!そりゃ突然死んじゃってさ、まだ気持ちの整理がつかないだろうけど…。俺、さみしかったしな。アルフはたった一人の肉親だから、一緒に居たいって思いがあるんだ。死神ライフも悪くないぜ。」 アルフは数秒置いて… 「…そうだな。何にしろ、過去も人間としての生活も取り戻せない。一人でやっていくつもりだったが…兄弟で天界一を目指すのも悪くないな。」 「んじゃ、改めてよろしくな、アルフ…いや兄さん!」 「ああ。」 差し伸べられた弟の手を、アルフはしっかりと握った。