「千爺さん!聞きたいことあるんすけど…」 ドタドタと駆け足で庵に駆け込んできたのはリアゼ。 急いできたのか、息は荒く額から汗が滲んでいる。 「リアゼじゃねえか。もしかして、俺と同じこと聞きに来たのか?」 「シーク…」 まったりとお茶をすする千爺の隣には、正座して千爺に対峙するシークの姿があった。 「そう…俺達は、大切な何かを忘れているんじゃないか、って。」 「………そうっす。」 千爺は、それには答えず、 「騒がしい日じゃのう…」 と、呟いていた。