「…その通りさ。私をかばって…あの鎌に切られた…。」
「………だから、自分を責めてるというのか。大事な人を助けられなかった自分自身を…。それなら、筋違いもいいとこだね。」
「筋違い…だと…?」
アルフは、眉をひそめエマの方をにらむ。
「誰にもわからないさ…私の悲しみを…痛みを…。私さえ居なければ…何も起こらなかっ…」
「アルフ!」
「………!?」
一瞬にして言葉が継げなくなった。
イリアがアルフをぎゅっと抱きしめていたからである。
「ピンク娘…」
「おっと…まあ、黙って見てようや…」
何か言いかけ歩み寄ろうとしたリアゼを、シークが手で制止する。
「………」
「アルフが居なかったら、あたしはあの時、ただ死んでただけだった…。」
「イリア…?」


