ルティーナは、イリアとリアゼの掛け合いを見て、クスクスと笑っていた。
それから、死神の三人は、
「ルティーナさーん、ありがとうね!」
「サンキュな!」
「ありがとう。」
各々、ルティーナに礼を言って、天界へと飛び立っていった。
(本当にありがとう…姉さん。)
他の二人と違い、エマはそう心の中で呟きながら…。
パシッ!
鎌を持つアルフの右手をシークがつかんだ。
大鎌の刃は、アルフの左胸部2ミリ前で止まっている。
周りにいる者達は、一体何事か、とザワついている。
「…止めるな、シーク。」
顔を伏せたままで、アルフが言った。
声には怒りとも悲しみともつかない感情が混じっている。
「いや、止めるに決まってるだろうが…こんな馬鹿な真似はな!!」
パシーン!!
強い口調で言って、シークはアルフの手から鎌を弾き飛ばす。


