神主は、ふんっと鼻で笑い、見下げるような視線を送る。
「コインには、発言の権利はないはずだが?まあ…一応聞こう。異存があるならば、そなたはどうするつもりだ?アルフレッド・フィアラ。」
(アルフ…)
メルディの表情が曇る。
アルフは、大勢の視線を物ともせず、メルディを見返しながら答える。
「…私が先だ。元々コインである私から、先に消滅させるべきだと言っているのだ。」
「アルフ、何を言って…」
「それに…メルディは何も関係ない。私が…彼女を脅し唆したからだ。」
…ダンッ!
言葉が言い終わるか言い終わらないかわからない内に、机を激しく叩く音がした。


