「わ…み……き…ない……」
「へっ…?今、何て…?」
リアゼは、目を丸くして聞き返す。
「………」
言葉が伝わらないのが悲しいのか、ルティーナは再び無言でうなだれた。
(わみきない?…全く意味がわからないぜ…)
「はあ…」
「リアゼー!!」
リアゼが困り果ててついたため息とほぼ同時にイリアの声がした。
「ピンク娘…?」
「リアゼー!!やっぱりあんたじゃん。」
イリアはもう一度リアゼの名を呼んだ。
バサ…バサ…
スタッ…
リアゼとルティーナの正面にイリアは降り立ち、二人の顔を見比べる。
イリアを見つめるルティーナの瞳は、得体の知れない者に怯えているかのように潤んでいた。
「あれ…?あなた…もしかして…」
「………」
イリアにすぐ目の前まで近づかれ、ルティーナはびくっと体を震わせた。
「ルティーナ…プルリエさん?」
「そうみたいだぜ。」
無言のルティーナに代わり、リアゼが答えた。


